美味しい、ナスの揚げびたし料理|夏のおもてなし用アレンジ
はじめに
夏の食卓に欠かせない「ナスの揚げびたし」。ひんやりと冷たく味がしみ込んだナスは、暑い季節にぴったりの一品です。普段の副菜として楽しむのはもちろんですが、来客やホームパーティーなど、夏のおもてなし料理としても華やかにアレンジすることができます。今回は、基本のナスの揚げびたしに加えて「夏のおもてなし用アレンジ」をご紹介します。見た目も鮮やかで、食欲をそそる演出が可能です。
材料(2〜3人分 基本)
- ナス:3〜4本
- だし汁:200ml
- 醤油:大さじ2
- みりん:大さじ2
- 砂糖:小さじ1
- サラダ油(揚げ用):適量
- 生姜(すりおろし):少々
- 鰹節:適量
- 青ねぎ:適量
作り方(基本)
- ナスは縦半分に切り、食べやすい大きさにカット。表面に浅い切り込みを入れて味の染み込みをよくします。
- 水にさらしてアクを抜き、しっかり水気を拭き取ります。
- 170〜180度の油で素揚げにし、表面がきつね色になるまで揚げます。
- 鍋にだし汁・醤油・みりん・砂糖を入れ、ひと煮立ちさせます。
- 揚げたナスを熱いうちに調味液へ浸し、そのまま冷まします。
- 冷蔵庫で30分以上冷やし、器に盛り付けたら生姜・鰹節・ねぎを添えて完成です。
夏のおもてなし用アレンジ
① 彩り夏野菜をプラス
ナスだけでなく、パプリカ(赤・黄)、ズッキーニ、オクラなどを一緒に揚げびたしにすると、食卓が一気に華やかになります。特にパプリカの赤と黄色は見た目のアクセントになり、夏らしさを演出してくれます。
② 香味野菜で爽やかさを演出
刻んだ大葉やみょうがをトッピングすると、香り高く上品な味わいに仕上がります。冷たい揚げびたしと相性が抜群で、さっぱりと食べられます。おもてなしの際には、彩りよく散らして見た目の美しさも楽しみましょう。
③ ガラスの器で涼やかに
おもてなしでは盛り付けにもひと工夫。ガラスの器に氷を敷き、その上に冷やしたナスの揚げびたしを盛ると、見た目にも清涼感があり、ゲストの目を引くこと間違いなしです。料理だけでなく「演出」もおもてなしのポイントです。
④ 柑橘の香りをプラス
調味液に柚子やすだちの果汁を加えると、さわやかな酸味が加わり、おもてなし仕様にワンランクアップします。夏の暑さで食欲が落ちているときでも、柑橘の香りが食欲を刺激してくれます。
⑤ 海老や鶏肉を加えて豪華に
副菜としてだけでなくメイン級に格上げしたい場合は、素揚げした海老や、香ばしく焼いた鶏肉を一緒に浸すのがおすすめ。ゲストに出す際にも「おもてなし感」がアップし、満足度の高い一皿になります。
美味しく仕上げるコツ
夏のおもてなしでは、見た目の華やかさと爽やかさがポイントです。ナスはしっかり油を切り、調味液に漬け込んだあと冷蔵庫でしっかり冷やしておきましょう。器やトッピングにひと工夫するだけで、普段の家庭料理が一気に「おもてなし料理」に変わります。
まとめ
「ナスの揚げびたし」は、家庭の定番料理でありながら、ちょっとした工夫で夏のおもてなし料理に早変わりします。色鮮やかな夏野菜、香味野菜、柑橘の爽やかさを取り入れることで、味わいも見た目もワンランクアップ。ぜひこの夏は、冷たい揚げびたしでゲストをもてなし、涼やかで華やかな食卓を演出してみてください。
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