美味しい、サーモンとほうれん草のクリームパスタ|お店の味を自宅で簡単に!
今日は、見た目も華やかで満足度の高い「サーモンとほうれん草のクリームパスタ」をご紹介します。生クリームをたっぷり使わなくても、牛乳とチーズ、バターの組み合わせで濃厚でクリーミーなソースを作れるレシピです。家族のディナーや週末ランチにぴったり。フライパンひとつで作れる時短レシピながら、味は本格的で満足度抜群です。
◆ このレシピの特徴
生クリームを多用しない軽やかなクリームソースは、サーモンの旨味とほうれん草の香りがよく合います。粉チーズとバターでコクを出し、ほんの少しの白ワインで味を引き締めるのがポイント。パスタはスパゲッティでもフェットチーネでも相性抜群です。
◆ 材料(2人分)
- パスタ(スパゲッティまたはフェットチーネ)…160〜180g
- 生サーモン(切り身)…120〜150g
- ほうれん草…1/2束(約100g)
- 玉ねぎ…1/4個(薄切り)
- にんにく…1片(みじん切り)
- オリーブオイル…大さじ1
- バター…15g
- 薄力粉…大さじ1(とろみ付け用)
- 牛乳…250〜300ml
- 白ワイン…大さじ1(なくても可)
- 粉チーズ…大さじ2
- 塩・こしょう…適量
- レモン汁…少々(仕上げ用、好みで)
◆ 下準備
サーモンは皮を取り、食べやすい一口大に切って軽く塩こしょうを振っておきます。ほうれん草はよく洗って3〜4cm幅に切り、玉ねぎは薄切り、にんにくはみじん切りにしておきます。パスタ用の湯をたっぷり沸かし、塩(分量外)を入れておきます。
◆ 作り方(工程)
- パスタを指定時間より1分短めに茹で始めます(茹で汁は後で使うのでカップ1杯ほど取っておく)。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにくを弱火で香りが立つまで炒めます。
- 玉ねぎを加えて中火で透き通るまで炒め、バターを加え溶かします。
- 薄力粉を振り入れて粉っぽさがなくなるまで炒め、白ワインを加えてアルコールを飛ばします。
- 牛乳を少しずつ加えながらよく混ぜ、とろみがつくまで弱めの中火で煮ます。
- ソースがとろりとしてきたら粉チーズを入れて塩こしょうで下味を整えます。
- サーモンを加え、火を通しすぎないように注意しながらさっと煮ます(表面が白くなればOK)。
- ほうれん草を加えてさっと混ぜ、茹で上がったパスタをフライパンに移してソースとよく絡めます。必要に応じてパスタの茹で汁を大さじ1〜2加え、乳化させて滑らかに仕上げます。
- 味を見て塩こしょうで整え、器に盛り付けて仕上げに黒こしょうを挽き、好みでレモン汁を数滴かけて爽やかさをプラスします。
◆ 美味しく仕上げるポイント
1. サーモンは加熱しすぎない:中心まで火を通しすぎると固くなるので、最後に加えて短時間で仕上げるのがコツです。 2. 牛乳は少量ずつ:一気に入れるとダマになりやすいので数回に分けて混ぜると滑らかに。 3. 茹で汁で乳化:パスタの茹で汁に含まれるでんぷん質を少量加えるとソースがよく絡みます。 4. 粉チーズとバターでコクアップ:生クリーム無しでも十分濃厚になります。 5. 味見は塩で段階的に調整:チーズの塩分を考慮して最後に調整すると失敗が少ないです。
◆ アレンジ&代替案
・生サーモンが手に入らない場合はスモークサーモンでも代用可。火入れせず仕上げに加えると香りが引き立ちます。・クリーミーさを増したければ仕上げに生クリーム大さじ2を加えても◎。・きのこ(しめじ・舞茸)を加えると旨味が増して満足感アップ。・レモンの代わりに粒マスタード少々を加えるとアクセントが出ます。
◆ 盛り付けのコツとおすすめの副菜
白い器に盛るとソースの色が映えて写真映えします。刻んだディルやパセリを散らすと香りと色味が華やかに。合わせる飲み物は白ワイン(ソーヴィニヨン・ブランやシャルドネ)がおすすめ。さっぱりしたグリーンサラダやガーリックトーストを添えればバランスの良い食事になります。
◆ 保存と再加熱のコツ
作り置きはあまりおすすめしませんが、余った場合は密閉容器で冷蔵保存し、翌日までに食べきってください。再加熱は弱火で牛乳または茹で汁を少量足しながらゆっくり温めると分離せずに滑らかに戻ります。
◆ まとめ
「サーモンとほうれん草のクリームパスタ」は、生クリームを多用せずとも粉チーズ・バター・牛乳の組み合わせで濃厚かつ軽やかに仕上がる一皿です。火の入れ方と茹で汁の使い方が味の決め手。ぜひ今回の手順とコツを参考に、おうちでお店の味を再現してみてください。ゆったりランチや特別な日のディナーにぴったりのレシピです。


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