暑い季節にぴったりの、さっぱりとした味わいが魅力の「白身魚としそ巻き天ぷら」。しその香りがふわっと広がり、白身魚のやさしい旨みと絶妙にマッチします。片栗粉を加えた天ぷら衣で揚げることで、カリッとした食感が楽しめるのもポイント。今回は、家庭で簡単に作れる本格天ぷらレシピをご紹介します。
■材料(2人分)
- 白身魚の切り身(タラ・スズキなど)…2切れ(約200g)
- 青じそ…8枚
- 塩・こしょう…各少々
- 揚げ油…適量
<衣>
- 薄力粉…1/2カップ
- 片栗粉…大さじ1
- 卵黄…1個分
- 冷水…70ml
■作り方
1.白身魚の下ごしらえをする
白身魚は一口大のそぎ切りにし、軽く塩・こしょうをふって下味をつけます。キッチンペーパーで水気をしっかりと拭き取っておくと、衣がはがれにくくなります。
2.しそで巻く
青じそで白身魚を包むように巻きます。巻き終わりを軽く押さえておくと、揚げる際にほどけにくくなります。巻き方がゆるいと揚げ油の中ではがれてしまうことがあるので注意しましょう。
3.衣を作る
ボウルに薄力粉1/2カップと片栗粉大さじ1を入れてよく混ぜ、そこに冷水と卵黄を加えてさっくりと混ぜます。混ぜすぎるとグルテンが出て衣が重くなってしまうので、粉っぽさが少し残る程度でOKです。片栗粉を加えることで、衣がよりカリッと揚がります。
4.揚げる
170〜180℃に熱した揚げ油に、衣をくぐらせた魚を静かに入れ、2〜3分ほどカラッと揚げます。しそが焦げやすいので、火加減に注意しながらじっくり揚げてください。途中で一度ひっくり返し、全体がきつね色になるまで揚げたら、油を切っておきます。
5.盛り付け
器に盛りつけ、お好みで大根おろしとポン酢を添えると、よりさっぱりといただけます。天つゆや塩で食べるのもおすすめ。レモンを軽くしぼっても美味しいです。
■ポイントとアレンジ
- 白身魚はクセの少ないタラやスズキ、カレイなどがおすすめ。サーモンなど脂の多い魚でも美味しく仕上がります。
- しその代わりに大葉にんにく醤油漬けを使うと、風味がよりパンチのある味になります。
- お弁当にもぴったり。冷めても衣がカリッと保たれやすいのは、片栗粉入り衣の効果です。
■まとめ
「白身魚としそ巻き天ぷら」は、シンプルな材料で作れて、和風おかずとしても、おつまみとしても万能な一品です。香り高いしそと、ふっくらした白身魚の相性は抜群。片栗粉入りの衣で、外はサクッと中はジューシーな食感が楽しめます。ぜひ夕飯のメインやおもてなし料理に取り入れてみてください。
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