とろ〜り濃厚で美味しい!じゃがいもとベーコンのクリームスープ|心も体も温まるやさしい味
寒い季節になると恋しくなるのが、温かいスープ。中でも「じゃがいもとベーコンのクリームスープ」は、素材の甘みと旨味が溶け合い、口の中でとろけるような優しい味わいが魅力です。ほっこりしたじゃがいもに、ベーコンの塩気と旨味が加わり、濃厚だけどくどくない、家族みんなが大好きな定番スープになります。忙しい日の夜ごはんや休日のブランチにもぴったりのこの一品を、今回は家庭で簡単に作れるレシピでご紹介します。
材料(2〜3人分)
- じゃがいも…2個(約200g)
- 玉ねぎ…1/2個
- ベーコン…2枚
- バター…10g
- 小麦粉…大さじ1
- 牛乳…300ml
- 水…200ml
- コンソメキューブ…1個
- 塩・こしょう…少々
- パセリ(飾り用)…少々
下準備
じゃがいもは皮をむき、一口大に切って水にさらします。これによりでんぷんが抜けて、煮崩れしにくくなります。玉ねぎは薄切り、ベーコンは1cm幅にカットしておきましょう。材料を準備しておくことで、スープ作りがスムーズになります。
作り方
① 具材を炒めて香りを引き出す
鍋にバターを入れて中火で熱し、玉ねぎを入れてしんなりするまで炒めます。玉ねぎが透き通ってきたら、ベーコンを加えて軽く炒め、香ばしい香りが立ったらじゃがいもを加えます。全体にバターがなじんだら、小麦粉をふり入れて炒めることで、スープにとろみがつきやすくなります。
② スープを煮込む
水とコンソメを加え、全体をよく混ぜ合わせます。沸騰したらアクを取り、弱火にして10〜15分ほど煮込みましょう。じゃがいもがやわらかくなったら、フォークで軽く潰すと自然なとろみが出て、スープがよりクリーミーになります。
③ 牛乳を加えて仕上げる
牛乳を加えたら、弱火で5分ほど温めます。強火にすると分離してしまうので注意。味を見て、塩・こしょうで整えましょう。最後にお好みでバターを少し足すと、風味がぐっとアップします。
美味しく作るコツ
- じゃがいもはメークインより男爵を使うとホクホクでとろける仕上がりに。
- 小麦粉を加えるときは焦げないように弱火でしっかり炒める。
- 牛乳を入れた後は煮立てずに優しく温める。
- ベーコンはカリッと焼くことで旨味がスープに広がる。
アレンジアイデア
- コーンを加えて甘みをプラス。
- ブロッコリーやほうれん草を入れて彩り良く。
- 生クリームを少し加えるとより濃厚な味わいに。
- 黒こしょうやチーズをトッピングして洋風カフェ風に。
おすすめの食べ合わせ
このクリームスープは、トーストやガーリックパンとの相性が抜群です。朝食に添えたり、夜はシチュー代わりにメインディッシュの横に出してもOK。また、少し冷めても美味しく、温め直しても味が落ちにくいのが特徴です。やさしい味わいで子どもから大人まで喜ばれる万能スープです。
季節の楽しみ方
寒い冬の夜に飲むホットスープは、体の芯から温まるごちそうです。春や秋には野菜を変えて楽しむのもおすすめ。季節の野菜を少し加えるだけで、新しい味わいが広がります。家庭の味として定番にしたい、そんな温かい一品です。
まとめ
じゃがいもとベーコンのクリームスープは、シンプルな材料で作れるのに、驚くほど深い味わいが楽しめる料理です。手間をかけずに本格的なスープが作れるのは、家庭料理の魅力そのもの。やさしい口当たりとほのかな甘みが心をほっと癒してくれます。忙しい日にも、疲れた体を包み込むような温かいスープで、幸せな食卓を演出してみてください。


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