こんにちは！今回は、春の訪れを感じさせる爽やかなおかず「アスパラガスのおひたし」をご紹介します。見た目はとてもシンプルですが、アスパラガスの甘みと食感、そして和風だしのやさしい味わいが絶妙にマッチする一品です。
いつもの副菜にちょっとした彩りを加えたいとき、もう一品欲しいときにぴったり。冷やして食べても、常温でも美味しいので作り置きにもおすすめです。特に旬の春〜初夏にかけてのアスパラは柔らかくて甘みも豊かなので、ぜひ素材の味を生かすおひたしで楽しんでみてください。
■材料（2人分）
- アスパラガス…5〜6本
- だし汁（かつおだし）…100ml
- 醤油…小さじ2
- みりん…小さじ1
- 塩…ひとつまみ
- かつお節…適量
■下準備
アスパラガスは根元の硬い部分を切り落とし、下から3〜4cmほど皮をピーラーでむきます。長さは食べやすいように半分または斜め切りにしておくと、見た目もきれいに仕上がります。
■作り方
①アスパラガスをゆでる
鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩ひとつまみを加えてアスパラガスをサッとゆでます。時間は1〜1分半ほど。鮮やかな緑色になり、少し柔らかくなったら冷水にとって色止めをします。冷めたら水気をよく切っておきましょう。
②おひたし用のだしを作る
鍋または小さいボウルに、だし汁・醤油・みりんを加えてよく混ぜ、軽く温めます。火を通すことでみりんのアルコール分を飛ばし、味がまろやかになります。冷たいまま使いたい場合は、混ぜてから冷蔵庫で冷やしておいてもOKです。
③アスパラガスを漬ける
よく水気を切ったアスパラガスを、先ほど作っただしに漬け込みます。少なくとも10分、できれば30分〜1時間ほど漬けておくと、しっかり味が染みて美味しくなります。食べる直前にかつお節をふりかけて完成です。
■美味しく作るポイント
- アスパラの茹で時間は短めがポイント。火を通しすぎると食感が失われるので、色が変わったらすぐ冷水に取ること。
- だしは市販の顆粒だしでも代用できますが、できれば削り節や昆布から取った本格だしを使うと、より深みが増します。
- 一晩置いて冷蔵庫で冷やせば、翌日はさらに味がなじんで美味。作り置きメニューとしても優秀です。
■アレンジのアイデア
- ゆでたアスパラと一緒に、にんじんやほうれん草を加えて「彩り三色おひたし」にしても華やか。
- アスパラを斜め薄切りにして、おひたしのだしをかけるだけでもOK。火を使わず簡単副菜に。
- ゆで卵を添えて、ボリュームアップした「和風アスパラサラダ」風にも！
■アスパラガスの栄養豆知識
アスパラガスには「アスパラギン酸」という成分が豊富に含まれており、疲労回復やスタミナアップに効果的です。また、ビタミンCやEも多く、美容にも嬉しい野菜。食物繊維も豊富なので、腸内環境を整える効果も期待できます。旬の時期にたくさん食べて、体の中から元気になりましょう！
■まとめ
アスパラガスのおひたしは、手間をかけずに旬の味わいを堪能できる、まさに日本の知恵が詰まった料理です。主張しすぎない優しい味わいは、どんな主菜にも寄り添ってくれる万能おかず。ご飯のお供としても、お弁当の一品としても、さらにはお酒のおつまみにもぴったりです。
ぜひ、おうちの定番副菜のひとつとして、このアスパラおひたしを取り入れてみてください。旬の美味しさを感じながら、心も体もほっとする一皿になること間違いなしです！
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