香り豊かでしっとり♡美味しいにんじんケーキ（キャロットケーキ）の作り方｜やさしい甘さの絶品スイーツ
しっとりとした生地に、ほんのりスパイスの香りが漂うキャロットケーキ。海外では定番の家庭スイーツとして親しまれていますが、近年では日本のカフェやベーカリーでも大人気。にんじんの自然な甘みが楽しめる上、食物繊維やビタミンも摂れるヘルシーなケーキです。今回は、初心者でも失敗しにくい美味しいにんじんケーキの作り方をご紹介します。
材料（18cmパウンド型または丸型1台分）
- にんじん…中2本（約200g）
- 卵…2個
- 砂糖（きび砂糖または三温糖）…80g
- サラダ油…80ml
- 薄力粉…120g
- ベーキングパウダー…小さじ1
- シナモンパウダー…小さじ1/2（お好みでナツメグ少々）
- 塩…ひとつまみ
- くるみ（刻む）…30g
- レーズン…30g
＜クリームチーズフロスティング（お好みで）＞
- クリームチーズ…100g
- 粉砂糖…30g
- レモン汁…小さじ1
- バター（室温に戻す）…10g
下準備
オーブンは180℃に予熱しておきます。型にクッキングシートを敷くか、バターを薄く塗っておきましょう。くるみは軽くローストしておくと香ばしさがアップします。レーズンはぬるま湯で軽く戻しておくと、しっとり仕上がります。
作り方
① にんじんをすりおろす
皮をむいたにんじんをすりおろします。細かくするほど生地がなめらかになりますが、食感を残したい場合は粗めでもOK。にんじんの水分はそのまま使うことで、しっとりしたケーキに仕上がります。
② 生地を混ぜる
ボウルに卵と砂糖を入れ、泡立て器でよく混ぜます。白っぽくもったりするまで混ぜる必要はありませんが、全体がなじむようにします。そこにサラダ油を少しずつ加えながらよく混ぜ、なめらかな状態にします。 次に、すりおろしたにんじんを加えて全体をよく混ぜ合わせます。
③ 粉類を加える
別のボウルで薄力粉・ベーキングパウダー・シナモン・塩を合わせてふるい、にんじんのボウルに加えます。ゴムベラでさっくりと混ぜましょう。粉っぽさがなくなったら、くるみとレーズンを加えて軽く混ぜます。混ぜすぎるとふんわり感がなくなるので注意。
④ 焼く
型に生地を流し入れ、表面を平らにならします。180℃のオーブンで35〜40分ほど焼きます。竹串を刺して生地がつかなければ焼き上がりです。焼けたら型から取り出し、網の上で冷ましましょう。
⑤ フロスティングを作る（お好みで）
クリームチーズ・バター・粉砂糖・レモン汁をボウルに入れ、なめらかになるまで混ぜます。冷めたケーキの上にたっぷり塗って完成。冷蔵庫で30分ほど冷やすと味がなじみ、より美味しくなります。
美味しく作るポイント
- にんじんは新鮮で甘みのあるものを選ぶと味が濃くなります。
- サラダ油を使うことでしっとり感が長持ちします。
- スパイスはシナモン・ナツメグ・クローブなどを組み合わせても◎。
- 焼きたてよりも1日置いたほうが味がなじんでより美味しくなります。
アレンジアイデア
- ナッツを増やして食感豊かに。
- オートミールを混ぜて食物繊維アップ。
- レモンの皮をすりおろして入れると爽やかな香りに。
- フロスティングの代わりに粉糖を振るだけでも可愛く仕上がります。
キャロットケーキの魅力と栄養
にんじんにはβ-カロテンが豊富に含まれ、体内でビタミンAに変わって免疫力を高める効果があります。さらに食物繊維も豊富で腸内環境を整え、女性にうれしい美肌効果も期待できます。 砂糖控えめでも十分に甘く仕上がるのは、にんじん本来の自然な甘みのおかげ。バターを使わないため、軽やかでヘルシーなケーキです。
おすすめの食べ方
朝食やおやつにぴったりなキャロットケーキ。コーヒーや紅茶との相性も抜群です。冷蔵庫で冷やしてもしっとり感が保たれ、翌日以降も美味しく食べられます。 休日のブランチやおもてなしデザートにもおすすめ。かわいいラッピングをすれば、プレゼントにも喜ばれるスイーツです。
まとめ
美味しいにんじんケーキ（キャロットケーキ）は、にんじんの優しい甘さとスパイスの香りが調和した心温まるスイーツです。しっとりとした食感と自然な甘みが楽しめ、体にも優しい。 初心者でも簡単に作れるこのレシピで、ぜひおうち時間に焼きたての香りを楽しんでみてください。香ばしいくるみと爽やかなフロスティングが、至福のひとときを運んでくれます。
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