こんにちは!今日は、韓国の伝統的な滋養強壮スープ「サムゲタン(参鶏湯)」をご紹介します。
サムゲタンは、鶏を丸ごと煮込んで薬膳効果のある食材と共に炊き上げた滋味深いスープ。風邪の引き始めや、体力が落ちている時にぴったりの一品です。
今回は手軽に手に入る材料を使って、自宅でも簡単に作れるサムゲタン風レシピをお届けします!
■材料(2〜3人分)
- 骨付き鶏もも肉(または手羽元)…500g
- もち米…大さじ3(洗って30分水に浸ける)
- 長ねぎ(青い部分含む)…1本
- にんにく…4片
- しょうが…1かけ(スライス)
- ナツメ(乾燥デーツでも可)…4個
- 栗(甘栗でも可)…4〜5個
- クコの実…大さじ1(あれば)
- 水…1.2リットル
- 塩…小さじ1/2〜お好みで
- ごま油…少々(仕上げ用)
■下準備
・もち米は研いで30分浸水しておきます。
・にんにくは皮をむき、しょうがはスライスしておきます。
・鶏肉は熱湯で下茹でして臭みを取っておくとスープが澄みやすくなります。
■作り方
①鶏肉を鍋にセット
厚手の鍋や土鍋に、骨付き鶏肉・もち米・にんにく・しょうが・長ねぎ・ナツメ・栗・クコの実をすべて入れます。
②水を注ぎ火にかける
1.2リットルの水を加え、強火で加熱します。沸騰してアクが出てきたら丁寧に取り除きましょう。
③弱火でじっくり煮込む
蓋をして弱火にし、1〜1時間半程度コトコト煮込みます。途中、もち米や鶏肉の状態を確認しながら必要であれば水を足してください。
④塩で味を調整
全体に火が通り、鶏肉がほろほろになったら、塩で味を整えます。控えめに加えて、お好みで取り皿で調整するのもおすすめです。
⑤ごま油で風味をプラス
仕上げにごま油を少々垂らすと香りが立ち、韓国料理らしさがアップします。
■食べ方のポイント
- 韓国では、骨ごと盛り付けて取り分けながら食べるスタイルが一般的。
- もち米はお粥のようにとろっとしており、スープと一緒にいただきます。
- 塩味は強くないため、キムチやナムルなど副菜と合わせて食べるのがおすすめ!
■栄養と効能
・鶏肉にはたんぱく質とビタミンB群が豊富で、疲労回復に効果的。
・長ねぎ・にんにく・しょうがは身体を芯から温め、風邪予防や免疫力アップに役立ちます。
・薬膳食材(ナツメ・クコの実・栗)は、滋養強壮・美容にも良いとされ、特に女性に嬉しい効果がたっぷり!
■アレンジ・代用アイデア
- 骨付き鶏がなければ、鶏もも肉でもOK。コクはやや控えめになりますが、十分美味しいです。
- ナツメやクコの実がない場合は、省略してもOK。その分、しょうがやねぎを増やして風味アップ。
- 炊飯器のスープモードで作ると、ほったらかし調理も可能です。
■まとめ
サムゲタンは、見た目は豪華でも作り方は意外とシンプル。
じっくり煮込むことで旨味が溶け込み、心も体もぽかぽかに。
特に寒い季節や体調が気になる時、元気をチャージしたいときにぴったりです!
ぜひこの冬、自宅で本格サムゲタン風スープを楽しんでみてください♪
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