こんにちは。
今日は、イタリアの定番家庭料理「リゾット」のレシピをご紹介します!
パスタと並んで人気のリゾット。でも「なんとなく難しそう」「米がべちゃべちゃになりそう…」なんて不安を感じたことはありませんか?
実はリゾットは、コツさえ掴めばシンプルな材料でも本格的な味を楽しめる、とても優秀なメニューなんです。
今回は、濃厚でクリーミーなチーズリゾットの基本レシピと、美味しく仕上げるためのコツ、そしてアレンジのヒントまでたっぷりお届けします。
🍚材料(2人分)
- 米(洗わない生米)……150g(1合弱)
- 玉ねぎ……1/4個(みじん切り)
- にんにく……1かけ(みじん切り)
- オリーブオイル……大さじ1
- 白ワイン……50ml(なければ水でもOK)
- チキンブイヨンまたはコンソメスープ……600ml(温めておく)
- バター……10g
- 粉チーズ(パルメザン)……大さじ3
- 塩・こしょう……少々
- パセリ(仕上げ用)……適量
🧀作り方
① 下準備をする
・玉ねぎとにんにくはみじん切りに。
・スープは小鍋などで温めておく(冷たいスープを使うとお米の火の通りが悪くなるため)。
・米は洗わず、そのまま使います。※でんぷんが美味しさの秘密!
② 米を炒める
フライパンにオリーブオイルを入れ、にんにくと玉ねぎを中火で炒めます。玉ねぎが透き通ってきたら、米を加え、全体に油が回って少し透明感が出るまで炒めましょう。
このひと手間で、米がスープを吸いすぎず、絶妙なアルデンテ食感に仕上がります!
③ 白ワインを加える
香りづけに白ワインを回しかけ、アルコールを飛ばします。
この工程がリゾットに「お店の味」の深みを出してくれるポイント。なければ省略してもOKです。
④ スープを少しずつ加えて煮込む
温かいスープをおたま1杯分ずつ加え、その都度混ぜながら煮詰めていきます。スープを全部入れるのではなく、加えては吸わせ、加えては吸わせ……の繰り返し。
焦げつき防止のためにも、鍋底をこまめに混ぜながら中火〜弱火でコトコトと。
大体15〜18分ほどで、お米がほどよい硬さになってきます。
⑤ バターとチーズで仕上げ
最後に火を止めてから、バターと粉チーズを加えて混ぜます。
この「追いコク」がリゾット最大の魅力!
バターは余熱で溶かすと香りが立ってまろやかさ倍増。チーズの塩気を考慮し、塩こしょうで味を調整して完成です。
✅美味しく作るためのポイント
- 米は洗わずに使うこと!:洗うとでんぷんが落ちて、リゾット特有のとろみが出ません。
- スープは温めておく:冷たいままだと米の火が通りにくく、仕上がりも重くなります。
- 混ぜすぎず、でも放置しない:焦げないよう適度に混ぜながら煮詰めていきましょう。
🍄アレンジアイデアも無限大!
この基本のチーズリゾットをベースにすれば、様々なアレンジも楽しめます。
① きのこリゾット
しめじやエリンギ、舞茸などを加えると香り豊かで秋らしい一皿に。炒めたきのこを途中で加えるだけでOK!
② トマトリゾット
スープの半分をトマトジュースに変えると、爽やかで甘酸っぱい仕上がりに。モッツァレラチーズやバジルをのせると見た目もおしゃれ!
③ シーフードリゾット
エビやイカなどの魚介類を加えれば、ごちそう感アップ!
魚介の出汁が加わることで一気にレストラン風に。白ワインが特に活きるレシピです。
🧡リゾットの魅力は「気取らない贅沢」
リゾットって、意外と家庭でも手軽に作れることがわかっていただけたでしょうか?
高級そうに見えて、実は材料も工程もシンプル。
少ない具材でも満足感があり、冷蔵庫の残り物で応用できるのも嬉しいポイントです。
何より、コトコト煮込みながら少しずつ味が染みていく過程は、まるで「自分に優しくしている」ような気持ちになるんですよね。
✨まとめ
- チーズリゾットは、基本を押さえれば失敗知らず!
- 米は洗わず、スープは温かい状態で少しずつ加えるのがコツ
- 具材を変えれば何通りにもアレンジ可能!
今日は、いつもより少しだけ丁寧に火を入れて、
自分のために「とろける一皿」を作ってみませんか?
おうちで味わえる、ちょっとした贅沢リゾット。ぜひ試してみてくださいね♪
次回もお楽しみに!
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